大腸がん治療にアスピリンが効果があることを判った。
アスピリンと非ステロイド抗炎症薬(NSAID)に大腸がん予防効果があることは既に知られていたが、大腸がん診断後にもアスピリンを治療に用いることで死亡率が改善することが判明したのだ。
調査を実施したのは、オランダのライデン大学医療センター。がん登録データを用いた大規模な観察研究を実施し、大腸がん(結腸がん)の診断後NI、補助療法としてアスピリンが効果的である可能性を示唆した。
アスピリンの治療効果は、今のところ結腸がんのみで確認され,非アスピリン使用者と比較して死亡率が35%低かった。