乳がんは今や治る「がん」だ。早期発見・早期治療が浸透したことから、5年生存率は非常に高く、1期2期ならそれぞれ98.2%、91.5%、3期でも67.8%だ。生き抜くことを前提に乳がんの治療が「生の質(QOL)」で評価される傾向も強い。 乳がんの生存率は、再発スピードが遅いため、本来は10年後生存率で評価すべきがんなのだ。
それでも、転移が拡がっているステージ4、つまり末期がんとなってしまった乳がんの治療は非常に難しい。ステージ4乳がんの5年生存率は約31%前後とされている。
乳がんの末期がんの治療に関して、注目すべき成果を挙げている病院として下記が挙げられている。ステージ4の末期乳がんの治療成績としては、非常に優れた成果だと言えるだろう。